時間とお金

「時間をお金で買う」というのは昔からされている言い方だ。
日本全体が貧乏な時代には考えられなかったが、経済発展し、お金も充分に持つようになり、分刻みで働いたりしている内にお金より時間が大事という考え方ができた。

私はまだほとんどそういう考え方ができていないので、安いものを探すのに時間をかけてしまうということがよくある。
最近も友人から、「安く抑えるために、すごい労力を割くよね」を批判混じりに言われた。
それが「労力」の場合はまだいいと考えている。
面倒くさくて苦労はしても、時間をそれほどかけずに安いものが手に入るならばやる価値はあるのではないかと思う。
本当にお金が無いときには、10円安いものを探すために10分以上も走り回ることがある。
よく、その時間仕事すればそれ以上稼げるだろうという話があるが、現実には都合良く仕事ができるわけではない。
今はクラウドソーシングや在宅の勤務ができる環境にあるから、少し高いものでも時間がかからずに手に入るのであれば、空いた時間で仕事をして埋め合わせるどころか金銭的にプラスになるという状況になった。
ただ、長い間安いものを探すというスタイルが身に付いてしまったためになかなかシフトできないというところではある。
色々足を使って、インターネットを駆使して安いものを探し続けた経験で何をどこで買えば安いかや、知らなければ通常の値段だが少し工夫すれば大きく得をするというようなものも知ることができてよかった。
まだ少し「時間」がかかりそうだが、むやみに安いものを探しまわらずにトータルで得をするような暮らしができるようになりたい。

郷土歴史探訪

先日、福岡城跡の見学に行ってきた。
もちろんこれまで訪れたこともあったが、今回は南丸にある多聞櫓とよばれる所だ。
福岡城には本丸がなく、現在は本丸の石垣の上が展望台のようになっている。

当時から本丸は作られていなかっという説もある。
本丸の南側に、南丸があり、そこには長屋のように小さな部屋が連なった多聞櫓というものあるのだ。
この多聞櫓は重要文化財となっており、普段は公開されることがなく、外から、というか石垣の下から見上げるような形。

しかし、先週から8月末まで、限定公開されているのだ。
今しか中に入ることができないということもあり楽しみにしていった。
およそ8畳ほどの部屋が6つ連なっていた。

パネルや瓦などの出土品の展示を見ながら、建物の造りを見学することができる。
立派な梁が通してあり、どっしりとした造りだった。
部屋には木の格子が入った窓と、15センチ四方ほどの小さな小窓があった。

日頃は、格子が入った窓が解放されていたと思われるが、非常時にはしかりと閉じられていた。
そして小窓から外を覗き、火縄銃を構えていたという。
小窓から外を覗いてみると、自分が通ってきた道が見える。

風が通る涼しい造りであったが、きっと銃を構えながら小窓から監視していたときは、緊張で脂汗が出ていたことだろう。
この限定公開は1ヶ月半だけの期間で、しかも小中学校の夏休み期間に合わせられていたこともあって、さぞかし混み合っているのかな、と思ったが、誰もいなくて拍子抜けした。

多聞櫓の一番端の部屋に長机が出されて受付の女性がいたが、どうやら私が久しぶりの客だったようで、ホッとした様子だった。
時間があるからか、色々と親切に解説してくださったのだった。

おめでたごとにダルマさん
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